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2018.02.19
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《なるほどプチ情報》 新潟が生んだ 偉人の名言
洋の東西を問わず、 真理は哲学にあり。 井上 円了 （哲学者/長岡市出身） |
東洋大学の創立者である井上円了は、1858年長岡市に生まれ、長岡洋学校で洋学を学んだ後、上京し東京大学文学部哲学科に入学。哲学を学んだ経験を通して日本の学問を見つめた円了は「洋の東西を問わず、真理は哲学にあり」と開眼します。
哲学とは物事の原理・原則を探究する学問であり、様々な学問の基礎となる。この考えのもと、円了は新しい教育機関を思い描くようになります。そして29歳のとき、東洋大学の前身「哲学館」を創立。志した教育とは「自分なりの哲学や考え方を持ち、主体的に行動する人、知性と人間性を兼ね備える人を養成すること」。
物事のうわべだけをなぞり、深く思考にふける時間をないがしろにしてきた私たち現代人。仕事でも、私生活でも、時には立ち止まり、自分なりの哲学というものを考えてみたいものです。
大学引退後は巡回講演を実施。その数は生涯で5000回以上、聴衆は130万人にのぼると言われています。円了は日本に多くの影響を与えた新潟県人の一人だといえるでしょう。
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