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2018.08.23
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《目からウロコの心がけ》聴き手の力
日本の伝統芸能の一つである落語は、江戸時代から現在まで、庶民の娯楽として親しまれています。
同じ演題でも、落語家によって演じ方が異なるため、違った噺のようにも聞こえるところが落語の魅力の一つです。話し手の声の調子や間の取り方、表情次第で、人物像や情景が変化し、噺の世界は無限に広がっていきます。
また、落語を楽しむには、聴き手の想像力が欠かせません。一人で何役でもこなす巧みな技量も、聴き手が頭の中に映像を思い浮かべなければ、誰が何を言っている場面なのか、よくわからなくなる時があります。
伝える側と受ける側、双方が心を合わせることによって、会場全体が一つになり、笑いと感動が生み出されるのです。
日常会話も、話し手と聴き手の協力があって成り立っています。伝える側の工夫はもとより、聴く側が想像力を発揮して、相手の言葉を補いながら受け止めることも必要でしょう。
【今日の心がけ】良い聴き手を目指しましょう
一般社団法人倫理研究所発行『職場の教養』2018年2月号より
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